Posted : 2023.03.22 / Award
全国の大学院生がその成果を応募する「トウキョウ建築コレクション」。今年度の修士論文展では書類選考によるファイナリスト(全12編)に、明治大学大学院 理工学研究科 建築・都市学専攻の建築学系から渡邉麻里さん(門脇研)、柿島静哉さん(門脇研)、中西勇登さん(青井研)、山﨑晃さん(青井研)の4編が選出されました。
また、3月10日(金)に代官山ヒルサイドテラスで開かれた公開審査会での発表とディスカッションをへて、中西勇登君の論文がグランプリを、山﨑晃さんの論文が栢木まどか賞を獲得しました。
◉グランプリ
中西勇登(建築史・建築論―青井哲人研究室)モダン・ムーブメントのなかで構成された「装飾批判者アドルフ・ロース」の虚像 ― 20世紀美術雑誌に現れる複数の同時代性をめぐって ―
◉栢木まどか賞
山﨑晃(建築史・建築論―青井哲人研究室)大戦下企業勃興と建築家武田五一における歴史主義以降の建築表現 ― 産業ネットワークの結節点としての建築家 ―
◎ファイナリスト
渡邉麻里(構法計画―門脇耕三研究室)戦後の店舗付き住宅の形態的特徴に基づく類型化とその変遷 ―東京都杉並区荻窪駅周辺を対象として―
柿島静哉(構法計画―門脇耕三研究室)近代建築のコンクリート型枠に適用された規矩術について