Room | 生田キャンパス 第二校舎4号館4301A室 |
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mitsunaga■meiji.ac.jp(■を@に置き換えてください) | |
Tel | 044-934-7380 |
Website |
学部特設ページ MEIJI-RIKO LAB「水を起点に,次なる設計標準をつくる」 MEIJI NET 「建物の水からカーボンニュートラルを考える」 MEIJI NOW 『知の広場』―明治大学から新入生へのメッセージ―「積極的な学びが成長を加速させる」 |
■略歴
2006年 明治大学理工学部建築学科 卒業
2008年 明治大学大学院理工学研究科建築学専攻 博士前期課程 修了
2008~2020年 株式会社山下設計 技術設計部門機械設備設計部/PJ推進部門PM部FM室
2017年 明治大学大学院理工学研究科建築学専攻 博士後期課程 修了
2020年~明治大学理工学部建築学科 専任講師
■保有資格
技術士(衛生工学部門),設備設計一級建築士,建築設備士,認定FMr
■建築の「水」を創造する
「水」のない生活を想像してみてください。水は人間が衛生的で豊かに生活するために必要不可欠なものですが,いま危機に瀕しています。その原因は,主に地球温暖化を背景とする気候の極端化や,人為的な水質悪化です。われわれ人間はもっとエコ・フレンドリーとなる必要があります。
本研究室では,建築物の水まわりを担う「給排水衛生設備」を専門領域とし,安心で快適な水環境を前提とする低炭素・省エネ,節水・節湯を追求することで,「水」を創造しています。研究手法は,システム開発や性能検証のための実験や流体シミュレーションを主とし,建築設備設計者のための設計資料や設計法を提案します。加えて,意匠・構造の設計者と共同して,建築物などを設計・施工することもあります。
・給排水衛生設備や水環境に興味があり、深く追求してみたい人。
・将来、建築設備や水環境に関連する業種に就職を希望する人。
・ゼミの目的を理解し、楽しく積極的にゼミに参画できる人。
・プレ社会人として、自分自身をしっかりマネジメントして活動できる人
拡張排水システムは,サイホン作用やポンプを使用して,従来の排水管より小径・無勾配を可能する新しい考え方の排水システムの総称で,これまでの排水システムを補完・拡張することを目的としています。この技術により水まわりの設計の自由度を向上させるとともに,コストや材料の低減にも寄与します。ただ発展途上の技術であるため,その技術拡充と設計法の確立が命題です。
私は負圧によって排水を吸引する排水方式の「真空排水システム」を研究しています。真空排水システムは、今までの重力で搬送する方法では必要不可欠だった排水管勾配が不要となる上、漏水リスクが低く注目されています。私はこの真空排水システムの基本特性の把握と普及促進を目的に研究しています。
光永研究室は、班に分かれて1つのテーマに取り組んだり、他の人の実験を手伝ったり、先生の誕生日をみんなで祝ったりと仲の良さが自慢です。
私はファインバブルという水の中に小さく溶け込む泡について研究しています。ファインバブルには、洗浄効果の向上、植物の発芽率向上など活用方法はさまざまです。わからないことが多いものですが、いろんな検証を行なっています。
光永研は懇親会やバーベキューなど研究以外にも交流が深まる場がおおくあり、みんなで楽しく過ごしています。またこの研究室は自由な雰囲気があり、居心地の良さは建築学科No.1です!
光永研は、卒業研究は個人プレーですが、仲間の研究を手伝うなど和やかな雰囲気です。光永先生は優しいのですぐに相談にのっていただけます。高度な機器も揃っているので研究には最適な環境です。
卒業研究では、マイクロバブルシャワーの流通を背景にシャワーの定量的評価を題材としました。研究方針決めに苦戦しましたが、一通りの研究を全うできました。成果重視ではないので、興味ある研究に果敢に挑戦してみてほしいです。
私は卒業研究において、大学施設における雨水利用に関する実態調査と環境性能評価―水量・水質・CO2排出量による総合評価―と題して、雨水をより有効利用するための条件や方法について研究しました。
光永研では大学院生になると、建築学会やCIBなど国内外での学会発表の機会があります。発表準備のための資料作成や打ち合わせなどを通して様々な経験ができます。これは成長できる機会であり、自身の成長を実感できます。