Room | 生田キャンパス 第二校舎4号館4314室、中野キャンパス高層棟713室 |
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hirosas■meiji.ac.jp(■を@に置き換えてください) | |
Tel | 044-934-7333 |
Website |
SASAKI URBAN DESIGN LABORATORY |
85年東京大学工学部建築学科卒。ゼネコン、Calthorpe Associtesを経て99年渡米。01年カリフォルニア大学バークレー校都市地域計画学科修士課程修了。Freedman Tung + Sasaki Urban Design共同代表を経て08年帰国。FTS Urban Design設立・主宰。神戸芸術工科大学准教授を経て11年より明治大学。大学院はI-AUDを担当。一級建築士。米国公認都市計画家(AICP)。博士(芸術工学)。
建築・アーバンデザイン(佐々木宏幸)研究室は、建築や都市空間のデザインはもとより、プロダクトやイベントのデザインなども含めた広範なデザイン活動を、社会の変革や改善のための有効な手段と捉え、大きな転換点にある都市や地域のこれからのあるべき姿を探求するとともに、多様なフィールドにおける地域住民や自治体との連携、都市や地域間の連携を通して、プロジェクトの創造と実践に研究室メンバー全員で取り組んでいます。
大学院メンバーの多くが英語教育を実施する国際建築都市デザイン系(I-AUD)に在籍する研究室には留学生も多く、国際的な環境も研究室の特長となっています。
“Have fun with the city!” が研究室のモットーです。
とにかく都市が好きな人。
まちに出て地域に出てデザインの力で一緒に社会を変革する意欲に溢れる学生を求めています。
長野県飯田市と渋谷区の両地域を連携させながら、それぞれの地域課題の解決を段階的かつ発展的に遂行する「プログレッシブ・アーバニズム」に、実践および学術研究の両面で取り組んでいます。実践に当たっては、地域固有の資源である「ひと」「もの」「空間」に着目し、地域社会と連携しながら、空間デザインをはじめとする多様なデザイン手法、イベントや社会実験などの手法を柔軟に導入しています。
研究室では、渋谷や原宿、長野県飯田市など、異なる特徴を持った地区をフィールドとし、実践的なプロジェクトに取り組み、様々な都市のあり方を考え学んでいます。多くの刺激的な方々と関わる機会もあり、学部3年までの授業では得られないことを多面的に学ぶことができ、人間性も成長できるように思います。
将来的には、研究室での経験を活かしながら、都市のリアルな問題に目を向けられるような職に就ければと考えています。
佐々木研究室では「建築」や「アーバンデザイン」という言葉だけに縛られず、プロダクト考案からまちづくりまで様々なスケールを横断しながら研究活動を楽しんでいます。
机の上のみで都市を考えるのではなく、まず行動をし、その場所で実際に感じ、その先にある物事を考える。
ひと・もの・空間を通じた“連関・循環・共感”の創出による地域づくりを目標に、日々私たちが都市に対して何をできるのかを考えながら活動しています。
学生時代は研究室活動を通じてNew Urbanismを学び、修士ではNew Urbanism型都市成長プロセスにえきまち一体型開発を取り入れた時の都市成長への影響を研究しました。
現在では持続的に魅力が成長し続ける街を創る仕事をしており、研究室での学びがアイディアの幅を広げ視座を高めるキッカケとなっています。
また、理想を実現するために最も必要な「一歩踏み出す勇気」の大切さに気づけたのも刺激的な研究室での活動でした。
学生の時間は今でしか得られないチャンスで溢れています。
たくさんのドキドキを楽しんでみて下さい!
特に渋谷をフィールドとして、渋谷未来デザインの方々との駅周辺公共空間ビジョンの検討や、原宿では地元の方々と自転車走行帯整備時を想定した歩行者空間のイメージの具現化、地区の特性を活かしたイベントの実施など、理論と実践の両軸から都市への理解を深めていました。広い意味でデザインを捉えて都市の将来像を描いた経験は、まさに現在の都市開発コンサルという立場にも直結し、充実した研究室生活だったと実感しています。