明治大学 MEIJI UNIVERSITY

2022年度:建築設計総合a, b(3年次・春学期)

建築設計総合a:集住の現在形──明治大学国際混住学生寮

大学の国際化を背景に、多彩な出自をもつ36人の留学生・日本人学生が混住する国際学生寮を設計する。専用・共用部の配分とユニット構成がどんな集住文化を生み出すかを検討するのが課題の主旨だが、同時に地域と大学をつなぐ小規模学生寮のパイロットケースとして公共空間とグランドレベルのデザインも検討する。

●優秀作品の学生一覧:
岡崎紀哉|岸 海星|星野旺典|宮澤佑典|横山友哉|小泉有加|高橋青空|田畑 駿|山崎直樹|山田拓弥|池田凜太朗|勝部千聡|草山大成|藤塚菜々美|細井理彩子|松原明香|兪 嘉寧|吉富 空|米田良人

建築設計総合b:学びの現在形──明治大学生田ラーニングスクエア

従来の制度、組織、形態をこえたアクティブで創発的な学びが生まれるようなラーニングコモンズを生田キャンパスの中央に設計する。出題プログラムは異なる利用形態を想定した多彩な大きさの空間を具体的に要求しており、それらの関係と距離をつくるとともに、キャンパス全体を活性化する空間環境のデザインが期待される。

●優秀作品の学生一覧:
石井 開|岡崎紀哉|川口 敬|住川千夏|土屋尋世|星野旺典|宮澤佑典|小泉有加|座間ゆず子|杉山諒丞|高橋青空|山縣真衣子|山崎直樹|吉見友希|池田凜太朗|遠藤 秀|草山大成|佐野優星|藤塚菜々美|細井理彩子|松原明香|兪 嘉寧|吉富 空

●担当教員:
青井哲人(コーディネーター)・山本俊哉・石井翔大・高橋 潤・萬玉直子・湊 景亮・駒田由香・本橋良介・廣瀬隆志・宮戸明香

優秀作品

※ STUDENT WORKに掲載されている作品はいずれも各学生個人の著作物です。許可のない複製・拡散・二次利用はご遠慮ください。

 

他の科目

  • 建築設計総合a 優秀作品:岸 海星
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建築設計総合a 優秀作品

岸 海星

講評

一般的な学生寮とは違う、リアルなコミュニケーションが真摯にスタディされている。斜めの構造壁のバランス、鋭角を持つ居室、スリット状の開口、回転ドアなど、ディテールまで完成度が高く秀でた作品である。(兼任講師 駒田由香)


  • 建築設計総合a 優秀作品:池田凜太朗
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  • 建築設計総合a 優秀作品:池田凜太朗
  • 建築設計総合a 優秀作品:池田凜太朗

建築設計総合a 優秀作品

池田凜太朗

講評

3mグリッドの架構を基本として、内外が入り組んだ複雑な空間を構築している。細かいシーンの小さなスケッチを重ねることで、形式性の強い架構の中に豊かな生活空間が表現されている。(兼任講師 本橋良介)


  • 建築設計総合a 優秀作品:藤塚菜々美
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建築設計総合a 優秀作品

藤塚菜々美

講評

ユニット共用空間・全体共用空間・寄り道スペースという三段階の空間構成が優れている。1階を含めた各階テラスは気持ちの良い空間になっており、内部の共有空間を含めた空間操作が一貫している点が秀でている。(専任教授 山本俊哉)


  • 建築設計総合a 優秀作品:細井理彩子
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  • 建築設計総合a 優秀作品:細井理彩子
  • 建築設計総合a 優秀作品:細井理彩子

建築設計総合a 優秀作品

細井理彩子

講評

壁の配置を細やかに平面操作し、籠るほどのプライベートな場所から緩やかに他者と交わる共有空間へと展開していく計画。ミクロな視点とマクロな視点を並走させて「これからの集まって住むカタチ」を追求した作品。(兼任講師 萬玉直子)


  • 建築設計総合b 優秀作品:川口 敬
  • 建築設計総合b 優秀作品:川口 敬
  • 建築設計総合b 優秀作品:川口 敬
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建築設計総合b 優秀作品

川口 敬

講評

空間の分節と連携という対概念を格⼦及び吹抜けの連動により併存させ、結果ニッチの明快な構成及び奥行きのある⾵景、さらには学際的なアクティビティの重層性を感じさせる魅⼒的な内部空間を創出している。(兼任講師 高橋潤)


  • 建築設計総合b 優秀作品:池田凜太朗
  • 建築設計総合b 優秀作品:池田凜太朗
  • 建築設計総合b 優秀作品:池田凜太朗
  • 建築設計総合b 優秀作品:池田凜太朗
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建築設計総合b 優秀作品

池田凜太朗

講評

計画地がどのような場所であるべきかという問いに真摯に向き合い、「広場のような建築」というコンセプトを導き、複数のプレートが地盤面のメタファーとして浮遊するという、優しくも力強いデザインに帰結している。(兼任講師 廣瀬隆志)


  • 建築設計総合b 優秀作品:藤塚菜々美
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  • 建築設計総合b 優秀作品:藤塚菜々美
  • 建築設計総合b 優秀作品:藤塚菜々美

建築設計総合b 優秀作品

藤塚菜々美

講評

パラパラと配置された壁柱が支える開放的な内部空間に、キャンパスで起こりうる学びのシーンが豊かに計画されている。スケールや音・光環境や学びのスタイルなど丁寧な分析をもとにつくられた作品。(兼任講師 萬玉直子)


  • 建築設計総合b 優秀作品:吉富 空
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  • 建築設計総合b 優秀作品:吉富 空
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建築設計総合b 優秀作品

吉富 空

講評

XY方向の軸線をガイドに諸室をボリュームとして1階から3階にかけて密度を上げながら、重ね、ズラして配することで、設計者が「ボンドモデル」と呼ぶ独特の立体的な空間を構想している。(兼任講師 本橋良介)