第1課題:アウトドア6✕6──小劇場のフレーミング (グループワーク)
キャンパス内に、6✕6m の正方形の輪郭線だけでテンポラルに小劇場が生まれるような魅力的な場所を見つける。「小劇場」とは、舞台(演じる者)と観客席(観る者)からなる関係の場である。6〜7人のグループが、A=レベル差を含む劇場、B=スクリーンを挟む劇場、C=際(きわ)にある劇場、D=屋根のある劇場、という4つのテーマのいずれかを割り当てられ、この課題に取り組んだ。
第2課題:インテリア6✕6✕6──外部のない構成と光のスタディ (グループワーク)
外部を考えず、内部の構成だけにテーマを限定することで、空間の構成および光と陰影の状態の多様な可能性を探求する。6✕6✕6mの立方体を出発点とし、その内部を中心に構成し、開口部をデザインするとともに、写真撮影のためののぞき穴をつくる。提出物の写真も重要な評価ポイント。6〜7人のグループで取り組んだ。
第3課題:プロジェクト6✕6✕6 (個人ワーク・グループ指導)
6✕6✕6mを超えない範囲で自由に設計する。ただし現実の敷地を選定し、周囲の物的環境をよく調査・解釈するとともに(コンテクスト)、設計提案によって新たに生み出される環境のなかで誰が何をどのように行うのか(アクティビティ)を具体的に構築することが条件である。タイトル・考え方(アクソノメトリックないしアイソメトリック)・配置図(周辺概況と屋根伏図)・平面図・立面図・断面図・内観パースを必須とした。設計プロセスの基礎的な習得も目標である。
担当教員
青井哲人(コーディネーター)|連勇太朗|林咲良|瀬川康秀|榊法明|笹敦|小川貴之|大村洋平
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